Thursday, April 30, 2015

木曜日は、学科全体の院生セミナーがあります。一応分野ごとに分かれていて、ゲノミクス、生物医学、生態学があります。そこで、関連する研究室で合同で論文紹介や研究発表などをしているようです。ようです、というのは、本当は参加したことが無くて知らないんです。実は、他にもう一つ隠れセミナーがありまして、こちらは中国語を話せない留学生のためのものです。私は、こちらへのほうを任されているからなんです。留学生セミナーは分野もごっちゃなので、研究の深い話は出来ないので、プレゼン重視にしています。

サンゴモデルの予備計算結果を南半球の共著者に送った。




「琵琶湖∞未来」~一緒に琵琶湖の未来を考えましょう~

滋賀県琵琶湖環境科学研究センターでは、開設10周年を記念し、下記のとおり「琵琶湖の未来」を皆様と一緒に考える10周年記念事業を開催いたします。
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako-kankyo/10syuunenn/150530.html
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター10周年記念事業チラシ
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako-kankyo/10syuunenn/files/150530.pdf

シンポジウムでは、お茶の間でおなじみの気象予報士、天達武史さんを講師として迎えるほか、体験イベントでは今年の2月にできたばかりの新調査船“びわかぜ”の一般公開など盛りだくさんの内容となっております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

1. 日時:平成27年5月30日(土)
 シンポジウム:13時30分~17時00分(受付は12時30分から)
 体験イベント :10時00分~16時00分

2.場所
 シンポジウム:琵琶湖ホテル 3階 瑠璃の間(滋賀県大津市浜町2-40)
 体験イベント :大津港桟橋周辺(滋賀県大津市浜大津5丁目5-1)

3.プログラム
シンポジウム(琵琶湖ホテル3階 瑠璃の間、13時30分~17時00分)
 ・開会あいさつ
   三日月 大造(滋賀県知事)
 ・来賓紹介・祝辞
 ・基調講演「気候変動と琵琶湖」
   天達 武史 氏
   (気象予報士、NPO法人気象キャスターネットワーク会員)
 ・講演「びわこの生物多様性~なつかしい未来に向けて~」
   西野 麻知子 氏
   (びわこ成蹊スポーツ大学 教授、元・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門長)
 ・センターからの研究報告
  「琵琶湖の湖底環境からみる環境の変化」
   古田 世子(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 環境監視部門 専門員)
  「琵琶湖の価値をどう捉えるか?~人々が『つながる』場づくりの重要性~」
   佐藤 祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門 主任研究員)
 ・パネルディスカッション
  「”琵琶湖の未来”を考えよう!」
   上田 洋平 氏(滋賀県立大学 助教)
   高杉 昭吾 氏(高杉昭吾デザイン事務所 代表)
   酒井 陽一郎 氏(京都大学生態学研究センター 研究員)
   佐藤 祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 主任研究員)
   進行:内藤 正明(滋賀県琵琶湖環境科学センター センター長)
 ・閉会あいさつ
   青木幸一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 副センター長)

Wednesday, April 29, 2015

水曜日は、午前中は理論生態学の講義と、午後はラボセミナーで、へとへとです。

台湾はフルーツの季節になりました。もうすぐマンゴーも出回るでしょう。台南はマンゴの名産地です。街中には、カットフルーツを売るお店がいくつもあります。パックのサイズを選んで、これとこれと、果物の種類を選べば、フルーツ盛り合わせを作ってくれます。大学の近くだと、100円から200円程度です。こういうのは、台北には無かったですねー。

Tuesday, April 28, 2015

モデルの予備計算がうまく行かない。何がおかしいか良く分からないので、既存のモデルを再現してみるとうまくいくわけで、自分のモデルが悪いらしい。こういった問題を回避するために、生物学的な妥当性をおいといて、計算可能なモデルを組みなおすということがしばしば行われるわけで、これもそういうことかもしれない。

ネタ変えようかな。

Monday, April 27, 2015

こちらでは、ラボセミナーを別のラボと共同で行っています。そこでは、気候変動がメインテーマなので深い議論もできないのですが、小さな学科で生態学やプレゼンの仕方などをオープンに議論できるので、私にとっても学生にとっても貴重な場所です。使用言語はもちろん英語です。ラボセミナーでは、発表者は1週間前にアブストを参加者全員に送ることになっています。それを添削しながら、英語を書く練習も兼ねています。初めて書く英語の文章ってどいひーですね。自分も経験してきたので、仕方ないですが。


モデルの構想が固まったので、共同研究者に仮定の生物学的な妥当性について問い合わせる。それと同時に、予備計算をしてみる。うまくいかないなー。

Friday, April 24, 2015

だめだ、また油断した。

PPMR論文IIIは、リジェクトされたものの、建設的なコメントをもらったので、それに従って改訂して、共著者へ送信したところ。

つぎは、サンゴのモデルを考えるべく、読み残しの論文を消化して、思いついたモデルを計算しているところ。入れたい要因を入れるためには、既存のモデル構造がおかしい気がして、既存のモデルの枠組みを変えてみて、動態は似たようなものなんだけど、解が無数に出てきた参っている。生物学的な妥当は無視して、既存のモデルをそのまま拡張していまおうか。

本日は、他の研究室のD公聴会がありまして、仲が良いこともあり、 台湾のD公聴会に参加したことがなかったので、参加してきました。腸内細菌のメタゲノミクスですが、あれこれはどうなっているの?って質問したら、実は分かっていないけど、それは面白そうってことで、共同研究を企画することになりそう。アイディアを言っただけ。でも、本当に面白いと思う。

Wednesday, April 22, 2015

昨日は油断して書き忘れた。

水曜は、午前中は3時間、理論生態学の講義をして、午後は昼休み後から2時間、ラボセミナー。ハードです。本日は、ベトナムからの新留学生による、魚類の系統分類と漁業管理に関する研究計画発表。初めての発表で、国の文化も違ったり、生態学分野の人に話すということで難しかったかもしれませんが、率直な対応で潜在的な優秀さを感じます。

共著論文が出版されました。

Tsai C-H, Lin Y-C, Wiegand T, Nakazawa T, Su S-H, Hsieh C-H, Ding T-S. (2015) Individual species-area relationship of woody plant communities in a heterogeneous subtropical monsoon rainforest. PLoS ONE 10: e0124539. Link

今オーストラリアで博士学生をしている元タイダー生の修論です。ことごとくリジェクトされていたので、アイディアを提供して、論文の書き方を教えました。

Monday, April 20, 2015

3月末は、編集に返事が遅いと催促を入れまして、PPMR論文IIIがリジェクトで返ってきました。2人のレフリーともすごい好意的で、どちらも似たような建設的なコメントをくれまして、イントロや議論を直せばいいんじゃないかとおもいましたが、エディター判断であっけなくリジェクト。その頃はまだ日本にいましたが、テンションだだ下がり。今はその改訂をしています。

台南はもう短パン半袖です。

Friday, April 17, 2015

2週間ほど、サンゴの論文を読み漁りまして、モデル作りもほどほどに、3月中旬から4月上旬まで日本に一時帰国していました。鹿児島・京都・東京を行ったり来たり。

鹿児島では、年に一度のESJ祭りがありまして、ローカルフードと温泉も満喫いたしましたでごわす。

学会では、うちの学生が、英語口頭発表賞で優勝して、共同研究者の学生も表彰されてました。ついでに、来年から、私も英語口頭発表賞のオーガナイザーになります。来年のウェブサイトは私が作ります。チェケラッ!

そんなわけで、優勝しても表彰状をなくしたうちの学生が委員に再発行をお願いしているメールが私のところにも流れてきて、もうばれてる。

ついでに、F1000の推薦メンバーにもなりました。生態学の中の理論生態学です。理論生態学は、生態学の中の一分野として認められているということですね。分子生態学や同位体生態学とは違うのですよ(と言ってみる。権力を手にしたので、強気になってみた)。

Thursday, April 16, 2015

12月末には、PPMR論文IIIを投稿しました。先月リジェクトで帰ってきましたが。

1月は前学期の終わで、2月になると(旧)正月もありましてお休み期間になります。学生の原稿を添削したり、次のモデルに向けて文献を読み漁ってました。次は、サンゴのモデルを作ろうと思っております。まだ出来ていません。乞うご期待。




Wednesday, April 15, 2015

1月は何がありましたっけ?正月休みはないんですが、授業の無い日は休んでた気がします。南のほうに旅行に行ったかもしれません。

最近物忘れがひどくて。年のせいかグーグルのせいか。それも一つ、ブログを再開しようと思う理由です。

1月末は、台湾の生態学会(みたいな)年会があります。カメフジさんが来ましたね。お疲れ様でした。学生が口頭発表とポスターの賞をもらっていました。

Tuesday, April 14, 2015

12月末が、台湾では科研費申請の締め切りです。ですので、12月中にアクセプトをいただきたかったという理由もあります。IFもよかったし、分野内10%以内だったので、昇進人事で考慮されるかも、という思惑もありまして。

年末は、日本では、クリスマスやら笑ってはいけないやらで盛り上がると思いますが、こちらは旧正月をお祝いしますので、大晦日でも授業でしたね。

Monday, April 13, 2015

普通に更新忘れちゃいます。

12月は、論文がサイエンティフィックリポートに受理されました。

Nakazawa T. (2015) Introducing stage-specific spatial distribution into the Levins metapopulation model. Scientific Reports 5: 7871. Link

数式ばっかで、何コレって感じでしょうか。

えーと、両生類のメタ個体群モデルです。2種類の生息地があって、成熟と繁殖のタイミングで移動する感じです。

これは、その1年くらい前に思いつき出始めたものです。結果は面白くないけど、アイディアは新しくて、解析も簡単だったので、ちょっちょっとまとめてみました。別のところに2回リジェクトされたけど。

今の科研費のテーマに関係あるので、やんなきゃなーという感じも。

Saturday, April 11, 2015

毎日書くとめんどくさくなるので、週末は休んでもいいですよね。

Friday, April 10, 2015

11月15-17日の話です。

第4回台湾日本生態学ワークショップ。
100人以上集まりました。日本からも大勢。

Thursday, April 9, 2015

鹿児島、楽しかった。

そろそろ再開しようかな。

サボってた半年のことを少しずつ書いていきます。

たぶん。