Tuesday, August 13, 2013

新規メンバー加入しました

週末は車で田舎のほうをブラブラしてきました。台湾マンゴーの名産地玉井でマンゴーカキ氷を食べて、道端の屋台でパイナップルをつまみ食いして。それから、近くにある烏山頭ダム公園へ。このダムは、あの八田與一が活躍したところです。

日本よりも、彼が実際に業績をあげた台湾での知名度のほうが高い。特に高齢者を中心に八田の業績を評価する人物が多く、烏山頭ダムでは與一の命日である5月8日には慰霊祭が行われている。また、現在烏山頭ダムにある八田の銅像はダムの完成後の1931年(昭和6年)に作られたものである。住民々意と周囲意見で出来上がったユニークな像は、元々固辞していた八田本人の意向を汲み台座は無く地面に直接設置され、その後国家総動員法に基づく金属類回収令の施行時や、中華民国の蒋介石時代に日本の残した建築物や顕彰碑の破壊がなされた際も、地元の有志によって守り隠され続け、1981年(昭和56年)1月1日に再びダムを見下ろす元の場所に設置された。今は台座上に修まる銅像の経過や、八田が顕彰される背景、業績もさることながら、土木作業員の労働環境を適切なものにするため尽力したこと、危険な現場にも進んで足を踏み入れたこと、事故の慰霊事業では日本人も台湾人も分け隔てなく行ったことなど、彼の人柄によるところも大きく、エピソードも多く残されている。(ウィキより)

でも、やっぱり、炎天下のなか、外を歩き回るのはしんどいですね。野外観光は秋以降にしたいと思います。まずは冷房施設が充実していて休憩場所の多い市内から攻めるべきでした。

さて、週が明けまして、研究費を申請しました。 初めてでしたので、申基本情報の記入ミスやら何やらで、なかなか手こずりましたが、無事、完了しました。それと併せて、学内の新任教員用の予算も申請しました。こちらは10万元ほどです。事務の人には、やること早いね、と言われています。PCや備品の購入についても、複数業者さんから見積もりを貰いまして、発注もしました。

それから、先週訪ねに来てくれた新M1の学生がまた訪問してくれました。以前に渡した文献などを読んでくれたようで、それらに関していくつか質疑応答をしました。思ったよりもモチベーションがありそうで、卒業後の予定とか、研究室の選択についてちょっと突っ込んで聞いたら、即答でいくつか重要なことを教えてくれました。

・ 研究の世界で生きて生きたい(この具体的な意味はまだ聞いていませんが)
・ 修士取得後は、できればドイツに行って研究したい(羨ましい!)
・ ~というテーマで研究したい(かなり具体的)
・ 理論生態学研究室に入ることを決めた

え、え!

というわけで、初めてで指導学生ができてしまいました。学科のHPには私の詳しい情報はまだ掲載されていなくて、初年度は学生と研究はできないだろうなぁと心配していたのですが、意外にも。しかも、モチベーションも高く、暇な夏休みは論文や教科書も自分で読んでおくとか。生態学のバックグラウンドがないのがネックですが、Matlabは使えるときてる。英会話も問題なし。研究テーマについても、キーワードで検索しても全然ヒットしないので、少なくとも新規性は保障できそう。研究室の改築が終わって、私の荷物や雑務も片付いて、その間にざっと独学してもらえたら、すぐに打ち合わせできるのではないだろうか。年明けの台湾生態学会、もしくは来夏のJSMB&SMB 2014を目標にしていきたい。

玉井青果市場ではいろんな種類のマンゴーがかご売り

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