推薦書を書き上げ、明日の2時間の講義で仕事納めです。医学部の一般生物学の分担で、生態学を勉強する必要はないと思うけど。
さて、今年の反省です。上半期はなかなかストレスフルな環境で、あまり気持ちよく研究をしたという記憶がありません。後半は、科研費が通ったり、メンバーが刷新されたり、気持ちを新たに頑張った感があります。論文も2本通って、もう1本は好印象で改訂できて、入籍もして、受賞も決まって、学科内に飲み仲間も出来て、かなり上向きに変わってきました。来年もこの運気を維持したいです。
来年は、上半期はHCP論文とPBC実験論文を投稿して、下半期はサンゴ多様性プロジェクトに着手したいと思っています。これは、来年か再来年の12月に科研費を申請する予定で、それまでに予備結果と申請書を用意しないといけません。それと、院生の受け入れをどうするか真面目に考えないといけません。あと、学生バイトを使って少しずつ薦めている、内緒のプロジェクトが春くらいに終わる予定なので、それをどう収めるか考えないといけません。教育かー。
それでは良いお年を。
正月は笑ってはいけないを見ます。
ドラゴンボール超は、映画版を見てしまうと、アニメ版の低画質と展開の遅さにはもう我慢できなくなってきた。次はべジータに交代して、でもまた悟空に交代して、カメハメ波で終わりでしょう。
Tuesday, December 29, 2015
Sunday, December 27, 2015
クリスマスとイブはセンターからOさんが来まして、PBC実験論文の打ち合わせをしました。先行研究とデザインが近いことやデータの解釈に難点があるようですが、他に先行研究がないことから何らかの問題提起をしてまとめることができるのではないかと想像しています。まずは関連文献を読み込まないと。それから創案は2月から3月の予定。
それと、推薦状を書けば仕事納めにできるだろうか。
毎年書きますが、台湾では旧正月を祝います。2月上旬から中旬で、毎年違う。今年は30日に講義をして仕事納め。人によっては大晦日でも授業がある。でも、日本人の自分はこの時期になると妙にそわそわしてやる気が低下しります。そして、2月中旬は学生たちがそわそわして、やる気が低下します。
研究室の掃除をしました。ついでに、先日お掃除ロボットを購入しましたので、彼が掃除しやすいように、床に散乱していた配線をすっきりさせました。
それと、推薦状を書けば仕事納めにできるだろうか。
毎年書きますが、台湾では旧正月を祝います。2月上旬から中旬で、毎年違う。今年は30日に講義をして仕事納め。人によっては大晦日でも授業がある。でも、日本人の自分はこの時期になると妙にそわそわしてやる気が低下しります。そして、2月中旬は学生たちがそわそわして、やる気が低下します。
研究室の掃除をしました。ついでに、先日お掃除ロボットを購入しましたので、彼が掃除しやすいように、床に散乱していた配線をすっきりさせました。
Sunday, December 20, 2015
早めの仕事納めのために週末も登校する。誰もいない環境でいつもなら集中できるんだけど、やる気が起きないなあ。
今学期中の授業準備は終わって、S学会のアブスト執筆も書けた。少しずつ消化していくしかない。
雑用が終わったら、年始めはHPC論文を書くんだ。旧正月休み前には投稿したい。それが終わったら、PBC実験の論文を書くんだ。それが終わったら、夏以降はサンゴの研究をするんだ。12月末までに申請書を書くためには勉強もしないと。
やる気が出ないなあ。
査読論文を読み終わって、コメントを執筆中。査読っていうか、定期的な推薦コメントです。おかげで、ネタが一つ増えました。再来年できるかな。ポスドクを雇おうかな。誰かいませんか、数理の人。
といっても、自分にとっては面白いけど他の人にとっては面白くないネタをお金を払ってやってもらうのがとても心苦しくて、どうせ雇うなら独自の研究をしてくれる人を雇いたいという気持ちもある。葛藤だ。お金を払えば済むのだろうか。面白さを力説すればよいのだろうか。それなりのジャーナルで出せることは保証するけれど。
今学期中の授業準備は終わって、S学会のアブスト執筆も書けた。少しずつ消化していくしかない。
雑用が終わったら、年始めはHPC論文を書くんだ。旧正月休み前には投稿したい。それが終わったら、PBC実験の論文を書くんだ。それが終わったら、夏以降はサンゴの研究をするんだ。12月末までに申請書を書くためには勉強もしないと。
やる気が出ないなあ。
査読論文を読み終わって、コメントを執筆中。査読っていうか、定期的な推薦コメントです。おかげで、ネタが一つ増えました。再来年できるかな。ポスドクを雇おうかな。誰かいませんか、数理の人。
といっても、自分にとっては面白いけど他の人にとっては面白くないネタをお金を払ってやってもらうのがとても心苦しくて、どうせ雇うなら独自の研究をしてくれる人を雇いたいという気持ちもある。葛藤だ。お金を払えば済むのだろうか。面白さを力説すればよいのだろうか。それなりのジャーナルで出せることは保証するけれど。
Thursday, December 17, 2015
Friday, December 4, 2015
Thursday, December 3, 2015
投稿した改訂稿が立て続けにあくせぷされた。同じ日に2回リジェクトされたことはあったような記憶もあるが、同じ日に2本アクセプトされた経験は初めてだ。
- Chou C-C, Iwasa Y, Nakazawa T* (2016) Incorporating an ontogenetic perspective into evolutionary theory of sexual size dimorphism. Evolution, accepted (*correspondence)
- Nakazawa T, Huang CG (2016) Two-species metacommunity dynamics mediated by habitat preference. Oikos, accepted
最近は何かとめでたいことが続く。
研究室で掃除機を買おうということになり、せっかくなので自動ロボット型のを注文した。今朝届いた。後で、動かしてみよう。
Tuesday, December 1, 2015
Monday, November 30, 2015
このごろは、アメリカの大学院の応募の季節のようです。海外の大学院に行かない日本人は、このイベントの季節性に疎いですが、海外で博士豪を取るのがまだ主流の台湾では、学生のほうが事情に詳しかったりします。そういうわけでは、1月までに推薦書を数通書かなければいけないようです。どれほど効力があるのかわからないし、面倒だけし、ほかの事で多忙なんだけど、最優先で取り組んでいます。
PPMR論文IIIは放置してます。今月末までに共著者に送る約束を守れなかった。まだ改訂終わってないし、返信レターも書けてない。今週中に共著者に投げたい。
3月のS学会の予定もそろそろ立てないと。口頭発表が最終日の午後になりそうだ。憂鬱だ。それともう一つ、23日にも講演をしなければいけないことになった。
PPMR論文IIIは放置してます。今月末までに共著者に送る約束を守れなかった。まだ改訂終わってないし、返信レターも書けてない。今週中に共著者に投げたい。
3月のS学会の予定もそろそろ立てないと。口頭発表が最終日の午後になりそうだ。憂鬱だ。それともう一つ、23日にも講演をしなければいけないことになった。
Tuesday, November 17, 2015
Sunday, November 15, 2015
がっかり論文を査読している。
イントロで、「複数の環境要因を考慮して、複数の種への影響を調べた研究はない」といっている。いやあるよ。少なくとも、ほとんどの研究が複数の環境要因を考慮しているし、それをコンパイルすれば、複数種への影響も分かる。きっと、複数種を使った研究もあるでしょう。驚いたことに、著者は何も引用せず、さらに深く議論しようともせず、その一行だけをその研究のモチベーションにしている。
せっかく週末を費やして査読しているのに。がっかりだ。イントロ途中で読むのを辞めてリジェクトを進言することにする。その主張がどれくらい妥当かとか、以降の解析が重要かとか、そういう問題以前に研究哲学の問題だ。受け入れられないし、以降の記述も信用できない。
イントロで、「複数の環境要因を考慮して、複数の種への影響を調べた研究はない」といっている。いやあるよ。少なくとも、ほとんどの研究が複数の環境要因を考慮しているし、それをコンパイルすれば、複数種への影響も分かる。きっと、複数種を使った研究もあるでしょう。驚いたことに、著者は何も引用せず、さらに深く議論しようともせず、その一行だけをその研究のモチベーションにしている。
せっかく週末を費やして査読しているのに。がっかりだ。イントロ途中で読むのを辞めてリジェクトを進言することにする。その主張がどれくらい妥当かとか、以降の解析が重要かとか、そういう問題以前に研究哲学の問題だ。受け入れられないし、以降の記述も信用できない。
Friday, November 13, 2015
Thursday, November 12, 2015
Wednesday, November 11, 2015
1週間ぶりに改訂作業。
対応すべきコメントは残り一つ。
今週中の投稿が目標。
さて、台湾の生態学会(名称はちょっと違う)のウェブサイトがオープンしたようです。
2016年動物行為暨生態學研討會
日本からの参加も大歓迎です。
アブストアップロードの締め切りが12月18日です。
興味のある方は登録を手伝いますので、連絡ください。
対応すべきコメントは残り一つ。
今週中の投稿が目標。
さて、台湾の生態学会(名称はちょっと違う)のウェブサイトがオープンしたようです。
2016年動物行為暨生態學研討會
日本からの参加も大歓迎です。
アブストアップロードの締め切りが12月18日です。
興味のある方は登録を手伝いますので、連絡ください。
Tuesday, November 10, 2015
Friday, November 6, 2015
Tuesday, November 3, 2015
Friday, October 30, 2015
調査でしょっちゅう台湾に来るHS氏は、日本では引っ張りだこのようだが、こちらでも講演をして、少しでも還元して欲しい。
1月25-26日に、台中で、台湾の生態学会が開催されます。申し込み締め切りは12月上旬ごろだと思いますが、ウェブサイトはまだ準備中です。のんびりした学会ですが、面白い生き物や共同研究者を見つける良いチャンスだと思います。参加、検討してみてください。その場合は、お土産を忘れなく。日本酒と焼酎と漬物と売れてる小説とウコンの力が期待されます。
うちの学科は、他学部向けに生物系の授業を提供しています。そういうわけで、今年も都市デザイン学科で生態学が開講され、その分担講義が始まりました。英語で生態学の専門用語を話すと退屈な雰囲気になるんどえ、簡素に話すことが大事ですね。デング熱に絡めて、蚊のメタ個体群の話をしたり、トピックを与えると関心を持ってくれます。でも、僕は退屈なので、切り上げて早めに閉講します。
1月25-26日に、台中で、台湾の生態学会が開催されます。申し込み締め切りは12月上旬ごろだと思いますが、ウェブサイトはまだ準備中です。のんびりした学会ですが、面白い生き物や共同研究者を見つける良いチャンスだと思います。参加、検討してみてください。その場合は、お土産を忘れなく。日本酒と焼酎と漬物と売れてる小説とウコンの力が期待されます。
うちの学科は、他学部向けに生物系の授業を提供しています。そういうわけで、今年も都市デザイン学科で生態学が開講され、その分担講義が始まりました。英語で生態学の専門用語を話すと退屈な雰囲気になるんどえ、簡素に話すことが大事ですね。デング熱に絡めて、蚊のメタ個体群の話をしたり、トピックを与えると関心を持ってくれます。でも、僕は退屈なので、切り上げて早めに閉講します。
Wednesday, October 28, 2015
Monday, October 26, 2015
Thursday, October 22, 2015
Tuesday, October 20, 2015
来年のカレンダーを買った。とりあえず記入。
12月にハンナコッコが来日するらしい。聞きにいきたかった。
県立に異動されたのはYSYMさんと判明。妥当かな。
自分だけの研究をしていればいいポスドクから、教育という責任がつく教員になって、自分は変わっただろうか?肩書きは変わったし、やらねければいけない仕事の中身も変わったけど、中身はそんなに変わっていない気がする。ずっと研究を楽しんでいるだけ(独りよがりでも)。無責任だろうか。それなら、「生態学に貢献している」という意味で変わっていない、というのはどうだろうか。貢献していない、という批判がくるか。
K大にいたころからの「学生も教官もわけ隔たりなく、」という精神が染み付いている。一緒に楽しんで研究をしたいが、Take先生は人気がないのです。だから、1人でやっています。
台湾では今、院試の時期です。申請書をレビューしていますが、事前にコンタクトしてきた受験者はゼロ。内部学部生もゼロ。来年も厳しそうだな。
- 1月25-26日は、台湾のS学会(台中)
- 3月20-24日は、日本のS学会(仙台)
- 11月12-14日は、台日のSワークショップ(京都)
12月にハンナコッコが来日するらしい。聞きにいきたかった。
県立に異動されたのはYSYMさんと判明。妥当かな。
自分だけの研究をしていればいいポスドクから、教育という責任がつく教員になって、自分は変わっただろうか?肩書きは変わったし、やらねければいけない仕事の中身も変わったけど、中身はそんなに変わっていない気がする。ずっと研究を楽しんでいるだけ(独りよがりでも)。無責任だろうか。それなら、「生態学に貢献している」という意味で変わっていない、というのはどうだろうか。貢献していない、という批判がくるか。
K大にいたころからの「学生も教官もわけ隔たりなく、」という精神が染み付いている。一緒に楽しんで研究をしたいが、Take先生は人気がないのです。だから、1人でやっています。
台湾では今、院試の時期です。申請書をレビューしていますが、事前にコンタクトしてきた受験者はゼロ。内部学部生もゼロ。来年も厳しそうだな。
Sunday, October 18, 2015
シニカへ行きまして、MKNさんのセミナーに参加。終わってからも打ち合わせ。南港の刺身は思っていたより美味しい。
RAが用意したエディターへのレスポンスレターへコメント。まずは落ち着け。相手が間違っていても、決して怒らない。ボランティアのレフリーに感謝。自分すごいをアピーるしすぎない。すぐに改訂を始めない。コメントを何度も読む。そして、何が気がかりなのか、どうして心配なのかを推察する。自分で書いたほうが早いんだけど、どうやって返信をするのかを教えないといけない。時間がかかる。しかもRAは今オーストラリアだし。
一方で、自分が査読したレポートも書いて提出。来週の講義の準備もした。週末なのに頑張った。
本日締め切りのはずの、ラボセミナーの要旨はまだ届いてない。どうなってるんだ。
RAが用意したエディターへのレスポンスレターへコメント。まずは落ち着け。相手が間違っていても、決して怒らない。ボランティアのレフリーに感謝。自分すごいをアピーるしすぎない。すぐに改訂を始めない。コメントを何度も読む。そして、何が気がかりなのか、どうして心配なのかを推察する。自分で書いたほうが早いんだけど、どうやって返信をするのかを教えないといけない。時間がかかる。しかもRAは今オーストラリアだし。
一方で、自分が査読したレポートも書いて提出。来週の講義の準備もした。週末なのに頑張った。
本日締め切りのはずの、ラボセミナーの要旨はまだ届いてない。どうなってるんだ。
Thursday, October 15, 2015
Wednesday, October 14, 2015
Tuesday, October 13, 2015
Monday, October 12, 2015
SSD論文(RAの修論)のコメントが返ってきました。予想以上の高評価で、エディターコメントもレフリーコメントもだいたい一つずつで、そんなに難しくない。ちょっとした再解析が必要かもしれなくて、それには時間がかかるかもしれないけど、技術的にはそれほど難しくないはず。さくっと改訂して、さくっと投稿すれば、さくっと受理されるのではないだろうか。なのに、本人はオーストラリアでフィールド調査中。じれったいな。
先週はメタ群集モデルの改定稿を投稿したし、今週は共同研究学生の修士公聴会もあるし。上記のRAはPhDでオーストラリアに留学したくて、そのために推薦書を書いたが、それを向こうのプログラムに本日送った。前年度の科研費の報告書も送ったし。ついでに入籍届けも提出した。色んな書類を提出して、肩の荷が下りつつある。
でも、PPMR論文IIIがそろそろ戻ってくる頃。投稿から4ヶ月経つ。それから、SSD論文の改訂、HPCモデルの執筆、サンゴモデルの議論、台湾(1月)と日本(3月)のS学会の準備もしないと。
明日は健康診断なので、12時間空腹するために、早めに切り上げて帰宅する。
先週はメタ群集モデルの改定稿を投稿したし、今週は共同研究学生の修士公聴会もあるし。上記のRAはPhDでオーストラリアに留学したくて、そのために推薦書を書いたが、それを向こうのプログラムに本日送った。前年度の科研費の報告書も送ったし。ついでに入籍届けも提出した。色んな書類を提出して、肩の荷が下りつつある。
でも、PPMR論文IIIがそろそろ戻ってくる頃。投稿から4ヶ月経つ。それから、SSD論文の改訂、HPCモデルの執筆、サンゴモデルの議論、台湾(1月)と日本(3月)のS学会の準備もしないと。
明日は健康診断なので、12時間空腹するために、早めに切り上げて帰宅する。
Wednesday, October 7, 2015
昨日は飲みすぎた。最近、飲んだ翌日の疲労感がなかなか取れない。老化だろうか。だからみんなウコンとか飲んだだろうか。効くのだろうか。
NBRさんが12月に台南に来るらしい。クリスマスに出張とか大丈夫ですか。
関西の皆様に朗報です。
台南-関空の直行便がもうすぐ就航します。
水曜土曜の週二便だそうですが。
台湾観光で台北ばかりに行くのは、日本旅行で東京に行くのと同じ!
台湾人にとっても、台北は働くところであって、観光地じゃない。
本当のグルメや文化は地方にあります。
南部は暖かいし、フルーツもあるし、物価も台北より安いですよ。
是非お越しください。
その際はお土産を忘れずに持ってきてください。
日本酒、焼酎、漬物、売れてる小説、ウコンの力が好まれます。
NBRさんが12月に台南に来るらしい。クリスマスに出張とか大丈夫ですか。
関西の皆様に朗報です。
台南-関空の直行便がもうすぐ就航します。
水曜土曜の週二便だそうですが。
台湾観光で台北ばかりに行くのは、日本旅行で東京に行くのと同じ!
台湾人にとっても、台北は働くところであって、観光地じゃない。
本当のグルメや文化は地方にあります。
南部は暖かいし、フルーツもあるし、物価も台北より安いですよ。
是非お越しください。
その際はお土産を忘れずに持ってきてください。
日本酒、焼酎、漬物、売れてる小説、ウコンの力が好まれます。
Tuesday, October 6, 2015
Monday, October 5, 2015
査読依頼と、別件でもう一つ共同研究依頼も。最近のオファーはどれも統計解析ばかりで、本業は数理モデルの解析でして。生物学者でもその辺の違いってあまり理解してくれていない、というか、普段はあまり意識していないのかも。モデルといえば統計モデルみたいな。我々はマイナーなんだろうな。統計を勉強したほうが何かと都合がよいような気もするけれど、必要であれば、自分よりもうまくやってくれる人が周りにいるし、自分で勉強してやろうっていう気にはまだなってない。でも、声をかけてくれる方々には申し訳ない気もしている。
改定稿を投稿した。あと今週は、昨年度の科研費の報告書を提出して、学位取得のために留学したい学生の推薦書を書くのが目標。金曜は連休で休みだ。そして、明日は飲み会。時間がない。
改定稿を投稿した。あと今週は、昨年度の科研費の報告書を提出して、学位取得のために留学したい学生の推薦書を書くのが目標。金曜は連休で休みだ。そして、明日は飲み会。時間がない。
Sunday, October 4, 2015
日本では科研費申請の季節らしい。特別研究員しか応募したことないから、こういうのだいぶ疎い。そういうわけで、複数の方から、連携研究員のお誘いをかけていただいた。海外研究者は共同研究者になれないらしい。自分に何が期待されているのか、分からない部分んがあるので保留にしていますが、光栄至極に存じます。海外にいて日本の学会にあまり参加できていなくても、忘れないでください。そして、台湾に来るときは、日本のお土産を忘れないでください。日本酒、焼酎、漬物、売れてる小説が好まれます。
もう一つ、別の共同研究者からお知らせ。夏のアメリカ生態学会で、学生のLotka Award(理論セクションのベスト口頭発表賞)を受賞することに。それにしてもロトカ賞っていい名前だ。そして、ネイティブで大げさな発表しているアメリカンスチューデンツをぎゃふんと言わしめて誇らしい。
Ke P-J, Nakazawa T. Herbivory-pollination coupling mediated by ontogenetic change in interaction type stabilizes community dynamics. The 100th Ecological Society of America Annual Meeting (2015/08, Baltimore, USA, Oral) => The Lotka Award for the best student oral presentation in Theory Section
ちなみにVolterra Awardはポスターらしい。知らなかった。
もう一つ、別の共同研究者からお知らせ。夏のアメリカ生態学会で、学生のLotka Award(理論セクションのベスト口頭発表賞)を受賞することに。それにしてもロトカ賞っていい名前だ。そして、ネイティブで大げさな発表しているアメリカンスチューデンツをぎゃふんと言わしめて誇らしい。
Ke P-J, Nakazawa T. Herbivory-pollination coupling mediated by ontogenetic change in interaction type stabilizes community dynamics. The 100th Ecological Society of America Annual Meeting (2015/08, Baltimore, USA, Oral) => The Lotka Award for the best student oral presentation in Theory Section
ちなみにVolterra Awardはポスターらしい。知らなかった。
Wednesday, September 30, 2015
Wednesday, September 23, 2015
外は暑いけど、エアコンがよく効くようになってきたので、もう長袖の季節か。長ズボン半そでより、半ズボン長袖のほうが過ごしやすいと2006年7月に気が付きました。
改訂をしています。解析と執筆を1ヶ月ほどで仕上げたにもかかわらず、思いのほか好評価でしたレフリー#1は、モデルを全く理解していなかったので、丁寧に解説してあげる。レフリー#2は、大絶賛で、計算チェックもしてくれて間違いないとお墨付き。レフリー#3はおおむね高評価だが、マイナーコメントの一つででモデルの問題を指摘。で、この指摘を吟味してみると、100%おっしゃるとおりで、しかも再解析をすると結果も変わってしまい、大絶賛をしてくれたレフリー#2の使用が揺らいでいます。しっかりリバイスして、このチャンスを逃さないようにしないと。
それとは別に投稿中の2本もそろそろ返ってきそうだし、共著者に投げていた2本も戻ってくるかも。数年に数回ランダムにやってくる忙しい時期に入ったかも。
改訂をしています。解析と執筆を1ヶ月ほどで仕上げたにもかかわらず、思いのほか好評価でしたレフリー#1は、モデルを全く理解していなかったので、丁寧に解説してあげる。レフリー#2は、大絶賛で、計算チェックもしてくれて間違いないとお墨付き。レフリー#3はおおむね高評価だが、マイナーコメントの一つででモデルの問題を指摘。で、この指摘を吟味してみると、100%おっしゃるとおりで、しかも再解析をすると結果も変わってしまい、大絶賛をしてくれたレフリー#2の使用が揺らいでいます。しっかりリバイスして、このチャンスを逃さないようにしないと。
それとは別に投稿中の2本もそろそろ返ってきそうだし、共著者に投げていた2本も戻ってくるかも。数年に数回ランダムにやってくる忙しい時期に入ったかも。
Tuesday, September 22, 2015
Monday, September 21, 2015
Monday, September 14, 2015
Friday, August 28, 2015
Monday, August 24, 2015
Sunday, August 23, 2015
Monday, August 10, 2015
Tuesday, August 4, 2015
Monday, July 27, 2015
Friday, July 17, 2015
一昨日と昨日は、Zや他の人たちが北の方から新しいプロジェクトの視察にやってきた。うちの大学からも、学部長や他の学科の人たちが参加している。詳細はいえないけど(まだ良く分かっていない)、養殖に関係している。論文や基礎研究じゃなくて実際に実りのある応用研究を目指しているようだ。現地の養殖業さんの話を聞いてみたり。中国語だけじゃなくて、ときどき台湾語で、理解しようとしてももちろん出来ないけど、脳の言語野が痛くなってくる。2日間で300㌔ほどドライブして、熱さもあって、疲労困憊。その代わり、歓迎の食事とお茶でお腹はいっぱいだ。
新しい原稿は、ディスカッションを除いてほぼ書きあがってきた。今月中に初稿を書き上げるのが目標。
新しい原稿は、ディスカッションを除いてほぼ書きあがってきた。今月中に初稿を書き上げるのが目標。
Thursday, July 9, 2015
RAの修論が投稿用にもう少しでまとまりそうだ。休学中の別の学生のプロジェクトは、彼女が復帰しそうにないので、本日私が着手した。途中まで進めてくれていたし、論文になりそうなテーマだから。一方で、オーストラリアの学生との共同研究も進行中だ。こちらも、とりあえずは手持ちの結果で原稿を書いて、それから専門の人に見てもらうという方向で、私の執筆開始のモチベーション待ち。それよりは、カリフォルニアの学生とのHPCモデルの原稿を早くまとめて投稿したい。来年度のプロジェクトのテーマに関わるし。オーストラリアの学生とは、9月のワークショップで打ち合わせできるだろうし。現在、進行中のネタは4本。査読は1本。
台風が来ているようだけど、空は青い。
台風が来ているようだけど、空は青い。
Wednesday, July 8, 2015
Friday, July 3, 2015
Tuesday, June 30, 2015
Monday, June 29, 2015
Thursday, June 25, 2015
Wednesday, June 24, 2015
Tuesday, June 23, 2015
Monday, June 22, 2015
Thursday, June 18, 2015
Tuesday, June 16, 2015
そろそろ上学期も終わりになりつつあります。下学期は新規開講科目はないので、去年の材料を改良するだけで済みます。そういうわけで今年の夏休みは自由な時間がかなり取れると期待しています。(こないだ投稿したPPMR論文IIIがうまく査読に回ってくれれば)。そうしたら、HPC論文の執筆に集中できるだろうか。
それでも時間があったら、どこかに行ってみようか。台湾にはまだ行ったことがない場所は沢たくさん山あるけれど、小さい島だからバリエーションが少ないというか、少し飽きつつあります。海外か。東南アジアとかいいな。日本からだと行きにくいし。もしくは、中国語を勉強しようかな。そしたらこっちでの生活の幅が広がるかな。
それでも時間があったら、どこかに行ってみようか。台湾にはまだ行ったことがない場所は沢たくさん山あるけれど、小さい島だからバリエーションが少ないというか、少し飽きつつあります。海外か。東南アジアとかいいな。日本からだと行きにくいし。もしくは、中国語を勉強しようかな。そしたらこっちでの生活の幅が広がるかな。
Monday, June 15, 2015
RAがやっと修論をジャーナル投稿用に準備してくれました。公聴会は4ヶ月前なので遅い。そういう意味を含めて、辛辣なコメントをして返しました。ついでに、査読論文を読みまして、コメントを書いています。こちらもリジェクトの方向です。
本日は、一般教養の「生物多様性」という授業で「理論的なアプローチ」というテーマで、ロジスティックモデルから、ロトカ-ヴォルテラを経て、多様性-安定性の問題を紹介しました。いこの授業はリレー講義で、私が最後でした。学生は他学部の学生ばかり100人ほど。それまで色んな先生が色んな生物多様性を紹介していると思うのですが、私の最後の講義で「何で生物多様性が維持されているのかまだ良く分かっていない」と締めくくってしまった。台無しかな。でも、講義中の質問にも答えてくれたり、講義後にも質問に来てくれたり。将来、この中から理論生態学研究室に来てくれたら嬉しいな。自分がそうだったから。
本日は、一般教養の「生物多様性」という授業で「理論的なアプローチ」というテーマで、ロジスティックモデルから、ロトカ-ヴォルテラを経て、多様性-安定性の問題を紹介しました。いこの授業はリレー講義で、私が最後でした。学生は他学部の学生ばかり100人ほど。それまで色んな先生が色んな生物多様性を紹介していると思うのですが、私の最後の講義で「何で生物多様性が維持されているのかまだ良く分かっていない」と締めくくってしまった。台無しかな。でも、講義中の質問にも答えてくれたり、講義後にも質問に来てくれたり。将来、この中から理論生態学研究室に来てくれたら嬉しいな。自分がそうだったから。
Thursday, June 11, 2015
昨日は、定例の水曜日です。午前中は理論生態学。学生による理論論文の紹介です。各自の興味に沿って関連する理論論文を一緒に選び、それを紹介してもらいます。テーマが自身の研究に関係あるので、難しそうに見える理論論文でも読んでもらえると期待しています。
午後はラボセミナー。ラボセミナーといっても、お隣の気候変動の研究室と一緒にやっているので、モデル解析などのテクニカルな議論はほとんどしていません。なので、それが終わってから、それを補完するためにディスカッションもやっています。今回は夜8時まで。疲れた。
なので、ブログの更新を忘れました。
本日は先日リジェクトされた原稿を東のほうに投稿しました。そこはこれまで4,5回ほどずっとリジェクトされているので、あまり好きじゃないのですが、仕方ないですね。
Friday, June 5, 2015
Thursday, June 4, 2015
Wednesday, June 3, 2015
Tuesday, June 2, 2015
昨日の公共財ゲームの結果です。9個のグループを作ってやりました。
最初のほうは投資が少なくて見返りも少なかったけど、それに我慢できなかったグループが途中で投資を増やしました。6番(オレンジ)、1番(青)、2番(赤)、5番(水色)、3番(緑)と大きな投資を試みましたが、貯蓄が減少するので、どのグループも1回だけで投資をやめてしまいます。結局、殆ど投資しなかった4番が貯蓄を一番多く増やしました。
利己的な行動が適応的で、協力的な行動が損をする構造になっていて、その結果、全体の利益が損なわれてしまいます。来週は、このジレンマをどう打開するかについて議論してもらいます。
いくつか講義の準備をして、新ネタを始めようと考えている。
最初のほうは投資が少なくて見返りも少なかったけど、それに我慢できなかったグループが途中で投資を増やしました。6番(オレンジ)、1番(青)、2番(赤)、5番(水色)、3番(緑)と大きな投資を試みましたが、貯蓄が減少するので、どのグループも1回だけで投資をやめてしまいます。結局、殆ど投資しなかった4番が貯蓄を一番多く増やしました。
利己的な行動が適応的で、協力的な行動が損をする構造になっていて、その結果、全体の利益が損なわれてしまいます。来週は、このジレンマをどう打開するかについて議論してもらいます。
いくつか講義の準備をして、新ネタを始めようと考えている。
Monday, June 1, 2015
PPMR論文IIIを投稿した。4月にリジェクトされてから、共著者との改訂に2ヶ月もかかってしまった。通常は、一度どこかに投稿すれば、その後はすぐに別のところへ投稿したり、改訂するにしても主著者に任されると思うけど、今回は違って、それぞれが真剣に(?)改訂に取り組んだ。それだけ面白い研究ということだ。
午後は、毎週のフレッシュマンセミナーがありまして、今日はなんと公共財ゲームをします。楽しみだ。
午後は、毎週のフレッシュマンセミナーがありまして、今日はなんと公共財ゲームをします。楽しみだ。
Friday, May 29, 2015
Thursday, May 28, 2015
Tuesday, May 26, 2015
Wednesday, May 20, 2015
水曜日は「研究しないday」です。朝は理論生態学の講義をして、午後はラボミーティングです。もうぐったりだし、暑いし散発に行こうかと。手持ちの研究は全て共同研究者の手にあって、奇跡的に暇だ。
F1000の推薦を初めて書いてみようかな。今年の2月からメンバーになったのですよ。
F1000の推薦を初めて書いてみようかな。今年の2月からメンバーになったのですよ。
Tuesday, May 19, 2015
午前中は生態学の講義。
分担講義が終わったので、試験問題を作成して、担当教員の方に送信。
こちらでは、試験は普通に英語です。教科書も英語のを使っていますし。でも、記述式の試験問題にすると、回答する側も採点する側も大変になるから、選択式の試験になって、あまり本質的な評価が出来ないような。ま、試験はそこそこでいいと思うけど。
年始めにサイエンティフィックレポートに論文を出して、IFがそれなりに高いので、学科のほうからボーナス2000元もらえると聞いていたけど、いつまで経っても口座に振り込みはないし、でも領収書をくれと言われるから、どういうこと?って詳しく聞いたら、2000元はボーナスじゃなくて、それで自由に何でも買っても良いという研究経費らしく、経費を使って領収書をくれということらしい。そういうことかと納得したけど、論文出版のボーナスが2000元の研究経費って少なくないですか?6000円程度ですよ。タイダーでは、数万元から20万元までの本当のボーナスがあると聞いているのですが。。。
分担講義が終わったので、試験問題を作成して、担当教員の方に送信。
こちらでは、試験は普通に英語です。教科書も英語のを使っていますし。でも、記述式の試験問題にすると、回答する側も採点する側も大変になるから、選択式の試験になって、あまり本質的な評価が出来ないような。ま、試験はそこそこでいいと思うけど。
年始めにサイエンティフィックレポートに論文を出して、IFがそれなりに高いので、学科のほうからボーナス2000元もらえると聞いていたけど、いつまで経っても口座に振り込みはないし、でも領収書をくれと言われるから、どういうこと?って詳しく聞いたら、2000元はボーナスじゃなくて、それで自由に何でも買っても良いという研究経費らしく、経費を使って領収書をくれということらしい。そういうことかと納得したけど、論文出版のボーナスが2000元の研究経費って少なくないですか?6000円程度ですよ。タイダーでは、数万元から20万元までの本当のボーナスがあると聞いているのですが。。。
Monday, May 18, 2015
Thursday, May 14, 2015
海外にいると大使館や領事館で色んな日本国内の手続きが出来ますが、台湾は日本と正式な国交が無いので、交流協会という一応民間(?)団体で済ますこと出来るようになっています。以前に台北に住んでいたときは、市内に交流協会のオフィスがあって便利だったのですが、台南などの地方にはありません。今のところ、台北と高雄だけです。そういうわけで、地方に住む日本人のために、台南市には毎月一回、高雄から職員の方が来てくれて、台湾の移民局の端っこの机を借りて、臨時の窓口を作ってくれます。いつも平日の午前なので、なかなか行けない人もいるかもしれませんが、わざわざ高雄や台北に行く必要がないので助かります。こないだはパスポートの更新をしてもらいました。
でも、逆に、その日にしか手続きできないと思うと、その予定を覚えておくので頭が一杯になって、他の予定を忘れてしまったり。そういうわけで、本日は別の用事で行ったのですが、生態学の講義を忘れてしまいました。ごめんなさい。
優秀な我がRAがその場ですぐに月曜の補講スケジュールを調整してくれました。よくできている。
でも、逆に、その日にしか手続きできないと思うと、その予定を覚えておくので頭が一杯になって、他の予定を忘れてしまったり。そういうわけで、本日は別の用事で行ったのですが、生態学の講義を忘れてしまいました。ごめんなさい。
優秀な我がRAがその場ですぐに月曜の補講スケジュールを調整してくれました。よくできている。
Wednesday, May 13, 2015
日本人研究者とアメリカで周期ゼミの調査に行っていたRAが3週間ぶりに帰ってきた。日本酒をお土産にもらった。よくわかっている。
午前中は理論生態学の講義で、本日は病気のモデルについて。講義終了後に、(院生向けの講義に有志で参加していた)学部生が、アメリカのPhDプログラムに通ったと報告しにきてくれた。予定では、タイダーの海洋研のZのところに行く予定だったのだけれど、アメリカで海洋化学(ケミストリー)をするようだ。テキサスなんて退屈そうだし、分野も変わるから心配だけど、とりあえずおめでとう。
午後はラボセミナー。M1たちの研究進捗の状況は、少しずつ差が広がってきた。思っていたようにうまく行かなかったのが目に見えてくる時期だろう。仮説の甘さなどの準備不足のせいもあるだろうし、解析の勉強不足や試行錯誤の不足もあるだろう。でも、どうにかして試練を乗り越えるのが、研究でも何事でも大事なのだよ。
午前中は理論生態学の講義で、本日は病気のモデルについて。講義終了後に、(院生向けの講義に有志で参加していた)学部生が、アメリカのPhDプログラムに通ったと報告しにきてくれた。予定では、タイダーの海洋研のZのところに行く予定だったのだけれど、アメリカで海洋化学(ケミストリー)をするようだ。テキサスなんて退屈そうだし、分野も変わるから心配だけど、とりあえずおめでとう。
午後はラボセミナー。M1たちの研究進捗の状況は、少しずつ差が広がってきた。思っていたようにうまく行かなかったのが目に見えてくる時期だろう。仮説の甘さなどの準備不足のせいもあるだろうし、解析の勉強不足や試行錯誤の不足もあるだろう。でも、どうにかして試練を乗り越えるのが、研究でも何事でも大事なのだよ。
Tuesday, May 12, 2015
Monday, May 11, 2015
Friday, May 8, 2015
本日は1日フリーでして、夕方からオーストラリアの共同研究学生とスカイプ打ち合わせ(飲み会)です。
サンゴモデルのほうは、彼のアイディアを取り込みまして、更に発展させ、解析も終えました。仮定の妥当性に問題なければ(これが私の懸念なのですが)、原稿を書き始められるかと期待しているのですが、結果の妥当性も不安要因です。
それと、私が文献レヴューをした限りでは、サンゴのモデルは沢山あるのですが、解析的な研究はとても少なくて、あってもアペンディクスに手短かに書いてあるだけで、多くはパラメーターを与えて数値計算している。解析的にできるにもかかわらず。平衡点の長期変動を見るより、短期的な動態に興味があるのか、数式をゴリゴリされるとい嫌なのか。そうなると、数値計算もして、実験的に見えるような図示もしないといけないだろうか。
Fawcett TM & Higginson AD (2012) Heavy use of equations impedes communication among biologists. PNAS 109: 11735-11739.
サンゴモデルのほうは、彼のアイディアを取り込みまして、更に発展させ、解析も終えました。仮定の妥当性に問題なければ(これが私の懸念なのですが)、原稿を書き始められるかと期待しているのですが、結果の妥当性も不安要因です。
それと、私が文献レヴューをした限りでは、サンゴのモデルは沢山あるのですが、解析的な研究はとても少なくて、あってもアペンディクスに手短かに書いてあるだけで、多くはパラメーターを与えて数値計算している。解析的にできるにもかかわらず。平衡点の長期変動を見るより、短期的な動態に興味があるのか、数式をゴリゴリされるとい嫌なのか。そうなると、数値計算もして、実験的に見えるような図示もしないといけないだろうか。
Fawcett TM & Higginson AD (2012) Heavy use of equations impedes communication among biologists. PNAS 109: 11735-11739.
Thursday, May 7, 2015
ごめんなさいい、2日間ど忘れしていました。
今週から3週間は、学部生の一般生態学の分担の週です。教科書にある個体群や群集に加えて、理論生態も話します。この授業は、火曜に2時間、木曜に1時間あって、合計で週3時間の講義です。他にも、空間や生物地理、進化理論についても話す予定です。
水曜は、定例の大学院生向けの理論生態の講義と、午後はラボセミナーでした。
そして、本日木曜は、午前中に学部生向けの生態学の講義をして、午後は留学生向けの院生セミナー。
忙しそうに見えますが、担当講義を今の時期に集中させたからです。これを乗り切ったら、論文執筆に戻ります。
サンゴのモデルは、新たな結果を共著者に送りまして、明日スカイプ議論の予定。
オーストラリアだと、時差がなくて楽だ。カリフォルニアの共同研究学生とスカイプしたときは、こっちは朝で、向こうが夜なので、もう疲れきっている感じで。。。
今週から3週間は、学部生の一般生態学の分担の週です。教科書にある個体群や群集に加えて、理論生態も話します。この授業は、火曜に2時間、木曜に1時間あって、合計で週3時間の講義です。他にも、空間や生物地理、進化理論についても話す予定です。
水曜は、定例の大学院生向けの理論生態の講義と、午後はラボセミナーでした。
そして、本日木曜は、午前中に学部生向けの生態学の講義をして、午後は留学生向けの院生セミナー。
忙しそうに見えますが、担当講義を今の時期に集中させたからです。これを乗り切ったら、論文執筆に戻ります。
サンゴのモデルは、新たな結果を共著者に送りまして、明日スカイプ議論の予定。
オーストラリアだと、時差がなくて楽だ。カリフォルニアの共同研究学生とスカイプしたときは、こっちは朝で、向こうが夜なので、もう疲れきっている感じで。。。
Monday, May 4, 2015
午前中はカリフォルニアの学生のスカイプディスカッションをしまして、結果とストーリーの確認をしまして、6月末をめどに初稿をまとめることに。
今週から下学期の後半が始まりまして、新入生セミナーの担当を引き継ぎました。このセミナーでは、一般生物学や科学研究などに関することを何かします。内容は、担当教員の裁量で、他の先生と2人で分担しています。私は、外国人のゲストスピーカーをアレンジしたり、試験の準備期間に当てたり、簡単な実験をします。今学期は公共財ゲームをします。「君はこのクラスの癌だ」って言うのが、楽しみです。
本日は、シニカで研究している韓国の植物分子生物学者の方に講演をお願いしまして、終わってから2,3時間ほど雑談してました。
今週から下学期の後半が始まりまして、新入生セミナーの担当を引き継ぎました。このセミナーでは、一般生物学や科学研究などに関することを何かします。内容は、担当教員の裁量で、他の先生と2人で分担しています。私は、外国人のゲストスピーカーをアレンジしたり、試験の準備期間に当てたり、簡単な実験をします。今学期は公共財ゲームをします。「君はこのクラスの癌だ」って言うのが、楽しみです。
本日は、シニカで研究している韓国の植物分子生物学者の方に講演をお願いしまして、終わってから2,3時間ほど雑談してました。
Friday, May 1, 2015
Thursday, April 30, 2015
木曜日は、学科全体の院生セミナーがあります。一応分野ごとに分かれていて、ゲノミクス、生物医学、生態学があります。そこで、関連する研究室で合同で論文紹介や研究発表などをしているようです。ようです、というのは、本当は参加したことが無くて知らないんです。実は、他にもう一つ隠れセミナーがありまして、こちらは中国語を話せない留学生のためのものです。私は、こちらへのほうを任されているからなんです。留学生セミナーは分野もごっちゃなので、研究の深い話は出来ないので、プレゼン重視にしています。
サンゴモデルの予備計算結果を南半球の共著者に送った。
「琵琶湖∞未来」~一緒に琵琶湖の未来を考えましょう~
滋賀県琵琶湖環境科学研究センターでは、開設10周年を記念し、下記のとおり「琵琶湖の未来」を皆様と一緒に考える10周年記念事業を開催いたします。
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako-kankyo/10syuunenn/150530.html
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター10周年記念事業チラシ
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako-kankyo/10syuunenn/files/150530.pdf
シンポジウムでは、お茶の間でおなじみの気象予報士、天達武史さんを講師として迎えるほか、体験イベントでは今年の2月にできたばかりの新調査船“びわかぜ”の一般公開など盛りだくさんの内容となっております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
1. 日時:平成27年5月30日(土)
シンポジウム:13時30分~17時00分(受付は12時30分から)
体験イベント :10時00分~16時00分
2.場所
シンポジウム:琵琶湖ホテル 3階 瑠璃の間(滋賀県大津市浜町2-40)
体験イベント :大津港桟橋周辺(滋賀県大津市浜大津5丁目5-1)
3.プログラム
シンポジウム(琵琶湖ホテル3階 瑠璃の間、13時30分~17時00分)
・開会あいさつ
三日月 大造(滋賀県知事)
・来賓紹介・祝辞
・基調講演「気候変動と琵琶湖」
天達 武史 氏
(気象予報士、NPO法人気象キャスターネットワーク会員)
・講演「びわこの生物多様性~なつかしい未来に向けて~」
西野 麻知子 氏
(びわこ成蹊スポーツ大学 教授、元・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門長)
・センターからの研究報告
「琵琶湖の湖底環境からみる環境の変化」
古田 世子(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 環境監視部門 専門員)
「琵琶湖の価値をどう捉えるか?~人々が『つながる』場づくりの重要性~」
佐藤 祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門 主任研究員)
・パネルディスカッション
「”琵琶湖の未来”を考えよう!」
上田 洋平 氏(滋賀県立大学 助教)
高杉 昭吾 氏(高杉昭吾デザイン事務所 代表)
酒井 陽一郎 氏(京都大学生態学研究センター 研究員)
佐藤 祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 主任研究員)
進行:内藤 正明(滋賀県琵琶湖環境科学センター センター長)
・閉会あいさつ
青木幸一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 副センター長)
サンゴモデルの予備計算結果を南半球の共著者に送った。
「琵琶湖∞未来」~一緒に琵琶湖の未来を考えましょう~
滋賀県琵琶湖環境科学研究センターでは、開設10周年を記念し、下記のとおり「琵琶湖の未来」を皆様と一緒に考える10周年記念事業を開催いたします。
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako-kankyo/10syuunenn/150530.html
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター10周年記念事業チラシ
http://www.pref.shiga.lg.jp/d/biwako-kankyo/10syuunenn/files/150530.pdf
シンポジウムでは、お茶の間でおなじみの気象予報士、天達武史さんを講師として迎えるほか、体験イベントでは今年の2月にできたばかりの新調査船“びわかぜ”の一般公開など盛りだくさんの内容となっております。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
1. 日時:平成27年5月30日(土)
シンポジウム:13時30分~17時00分(受付は12時30分から)
体験イベント :10時00分~16時00分
2.場所
シンポジウム:琵琶湖ホテル 3階 瑠璃の間(滋賀県大津市浜町2-40)
体験イベント :大津港桟橋周辺(滋賀県大津市浜大津5丁目5-1)
3.プログラム
シンポジウム(琵琶湖ホテル3階 瑠璃の間、13時30分~17時00分)
・開会あいさつ
三日月 大造(滋賀県知事)
・来賓紹介・祝辞
・基調講演「気候変動と琵琶湖」
天達 武史 氏
(気象予報士、NPO法人気象キャスターネットワーク会員)
・講演「びわこの生物多様性~なつかしい未来に向けて~」
西野 麻知子 氏
(びわこ成蹊スポーツ大学 教授、元・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門長)
・センターからの研究報告
「琵琶湖の湖底環境からみる環境の変化」
古田 世子(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 環境監視部門 専門員)
「琵琶湖の価値をどう捉えるか?~人々が『つながる』場づくりの重要性~」
佐藤 祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門 主任研究員)
・パネルディスカッション
「”琵琶湖の未来”を考えよう!」
上田 洋平 氏(滋賀県立大学 助教)
高杉 昭吾 氏(高杉昭吾デザイン事務所 代表)
酒井 陽一郎 氏(京都大学生態学研究センター 研究員)
佐藤 祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 主任研究員)
進行:内藤 正明(滋賀県琵琶湖環境科学センター センター長)
・閉会あいさつ
青木幸一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 副センター長)
Wednesday, April 29, 2015
Tuesday, April 28, 2015
Monday, April 27, 2015
こちらでは、ラボセミナーを別のラボと共同で行っています。そこでは、気候変動がメインテーマなので深い議論もできないのですが、小さな学科で生態学やプレゼンの仕方などをオープンに議論できるので、私にとっても学生にとっても貴重な場所です。使用言語はもちろん英語です。ラボセミナーでは、発表者は1週間前にアブストを参加者全員に送ることになっています。それを添削しながら、英語を書く練習も兼ねています。初めて書く英語の文章ってどいひーですね。自分も経験してきたので、仕方ないですが。
モデルの構想が固まったので、共同研究者に仮定の生物学的な妥当性について問い合わせる。それと同時に、予備計算をしてみる。うまくいかないなー。
モデルの構想が固まったので、共同研究者に仮定の生物学的な妥当性について問い合わせる。それと同時に、予備計算をしてみる。うまくいかないなー。
Friday, April 24, 2015
だめだ、また油断した。
PPMR論文IIIは、リジェクトされたものの、建設的なコメントをもらったので、それに従って改訂して、共著者へ送信したところ。
つぎは、サンゴのモデルを考えるべく、読み残しの論文を消化して、思いついたモデルを計算しているところ。入れたい要因を入れるためには、既存のモデル構造がおかしい気がして、既存のモデルの枠組みを変えてみて、動態は似たようなものなんだけど、解が無数に出てきた参っている。生物学的な妥当は無視して、既存のモデルをそのまま拡張していまおうか。
本日は、他の研究室のD公聴会がありまして、仲が良いこともあり、 台湾のD公聴会に参加したことがなかったので、参加してきました。腸内細菌のメタゲノミクスですが、あれこれはどうなっているの?って質問したら、実は分かっていないけど、それは面白そうってことで、共同研究を企画することになりそう。アイディアを言っただけ。でも、本当に面白いと思う。
PPMR論文IIIは、リジェクトされたものの、建設的なコメントをもらったので、それに従って改訂して、共著者へ送信したところ。
つぎは、サンゴのモデルを考えるべく、読み残しの論文を消化して、思いついたモデルを計算しているところ。入れたい要因を入れるためには、既存のモデル構造がおかしい気がして、既存のモデルの枠組みを変えてみて、動態は似たようなものなんだけど、解が無数に出てきた参っている。生物学的な妥当は無視して、既存のモデルをそのまま拡張していまおうか。
本日は、他の研究室のD公聴会がありまして、仲が良いこともあり、 台湾のD公聴会に参加したことがなかったので、参加してきました。腸内細菌のメタゲノミクスですが、あれこれはどうなっているの?って質問したら、実は分かっていないけど、それは面白そうってことで、共同研究を企画することになりそう。アイディアを言っただけ。でも、本当に面白いと思う。
Wednesday, April 22, 2015
昨日は油断して書き忘れた。
水曜は、午前中は3時間、理論生態学の講義をして、午後は昼休み後から2時間、ラボセミナー。ハードです。本日は、ベトナムからの新留学生による、魚類の系統分類と漁業管理に関する研究計画発表。初めての発表で、国の文化も違ったり、生態学分野の人に話すということで難しかったかもしれませんが、率直な対応で潜在的な優秀さを感じます。
共著論文が出版されました。
Tsai C-H, Lin Y-C, Wiegand T, Nakazawa T, Su S-H, Hsieh C-H, Ding T-S. (2015) Individual species-area relationship of woody plant communities in a heterogeneous subtropical monsoon rainforest. PLoS ONE 10: e0124539. Link
今オーストラリアで博士学生をしている元タイダー生の修論です。ことごとくリジェクトされていたので、アイディアを提供して、論文の書き方を教えました。
Monday, April 20, 2015
Friday, April 17, 2015
2週間ほど、サンゴの論文を読み漁りまして、モデル作りもほどほどに、3月中旬から4月上旬まで日本に一時帰国していました。鹿児島・京都・東京を行ったり来たり。
鹿児島では、年に一度のESJ祭りがありまして、ローカルフードと温泉も満喫いたしましたでごわす。
学会では、うちの学生が、英語口頭発表賞で優勝して、共同研究者の学生も表彰されてました。ついでに、来年から、私も英語口頭発表賞のオーガナイザーになります。来年のウェブサイトは私が作ります。チェケラッ!
そんなわけで、優勝しても表彰状をなくしたうちの学生が委員に再発行をお願いしているメールが私のところにも流れてきて、もうばれてる。
ついでに、F1000の推薦メンバーにもなりました。生態学の中の理論生態学です。理論生態学は、生態学の中の一分野として認められているということですね。分子生態学や同位体生態学とは違うのですよ(と言ってみる。権力を手にしたので、強気になってみた)。
鹿児島では、年に一度のESJ祭りがありまして、ローカルフードと温泉も満喫いたしましたでごわす。
学会では、うちの学生が、英語口頭発表賞で優勝して、共同研究者の学生も表彰されてました。ついでに、来年から、私も英語口頭発表賞のオーガナイザーになります。来年のウェブサイトは私が作ります。チェケラッ!
そんなわけで、優勝しても表彰状をなくしたうちの学生が委員に再発行をお願いしているメールが私のところにも流れてきて、もうばれてる。
ついでに、F1000の推薦メンバーにもなりました。生態学の中の理論生態学です。理論生態学は、生態学の中の一分野として認められているということですね。分子生態学や同位体生態学とは違うのですよ(と言ってみる。権力を手にしたので、強気になってみた)。
Thursday, April 16, 2015
Wednesday, April 15, 2015
Tuesday, April 14, 2015
Monday, April 13, 2015
普通に更新忘れちゃいます。
12月は、論文がサイエンティフィックリポートに受理されました。
Nakazawa T. (2015) Introducing stage-specific spatial distribution into the Levins metapopulation model. Scientific Reports 5: 7871. Link
数式ばっかで、何コレって感じでしょうか。
えーと、両生類のメタ個体群モデルです。2種類の生息地があって、成熟と繁殖のタイミングで移動する感じです。
これは、その1年くらい前に思いつき出始めたものです。結果は面白くないけど、アイディアは新しくて、解析も簡単だったので、ちょっちょっとまとめてみました。別のところに2回リジェクトされたけど。
今の科研費のテーマに関係あるので、やんなきゃなーという感じも。
12月は、論文がサイエンティフィックリポートに受理されました。
Nakazawa T. (2015) Introducing stage-specific spatial distribution into the Levins metapopulation model. Scientific Reports 5: 7871. Link
数式ばっかで、何コレって感じでしょうか。
えーと、両生類のメタ個体群モデルです。2種類の生息地があって、成熟と繁殖のタイミングで移動する感じです。
これは、その1年くらい前に思いつき出始めたものです。結果は面白くないけど、アイディアは新しくて、解析も簡単だったので、ちょっちょっとまとめてみました。別のところに2回リジェクトされたけど。
今の科研費のテーマに関係あるので、やんなきゃなーという感じも。
Subscribe to:
Posts (Atom)